山を舞台にした鉄道模型にロープウェイを張る

ロープウェイを使ったジオラマ

山を舞台にした鉄道模型のジオラマを作る場合、ロープウェイを設置するのも良いでしょう。
山のジオラマだけだと、殺風景になってしまう恐れがあります。もちろん自然の中を走るというコンセプトで作るのであれば、全く問題はありません。けれど、ただの山だけでは寂しく感じる場合は、ロープウェイが良いアクセントとなります。
ロープウェイがあるということは訪れる人がいるという意味付けとなり、まるで観光名所であるかのような雰囲気を演出できます。また、鉄道模型のジオラマでは基本的には動くのは鉄道模型本体のみで、それ以外は時が止まったような見た目になりがちです。
そこに常に動くロープウェイを追加することで、全体的に躍動感のあるジオラマになりやすいです。

出来上がったキットがおすすめ

鉄道模型のジオラマにロープウェイを設置する場合、すでに形ができ上がっているキットを使用するのが最も手軽です。
鉄道模型のメーカーに、ジオラマで使用することを想定したロープウェイのキットを販売しているところがあります。そのキットであれば、ただ置くだけでロープウェイを取り入れられます。ロープウェイにまで時間を割いていられない場合は、キットを使用しましょう。

自作してみる

もし、ある程度こだわる時間が確保できるのであれば、キットを使用する以外にロープウェイのジオラマを自作してしまうという手もあります。
周回するタイプのロープウェイの構造はシンプルなので、自作するのもそこまで難しくはありません。基本的には2本の支柱にそれぞれ備え付けられた大きめの滑車に、輪になった紐やワイヤーを通す形です。そのワイヤーにロープウェイを取り付けて、一方の滑車を回転させると、動くロープウェイジオラマが完成します。
ロープウェイの本体は軽さが重要なので、厚紙で作っても問題ありません。そして、滑車やモーターも決して高価な部品ではないため、こだわり過ぎなければ1000円前後の予算でロープウェイジオラマが作れるかもしれません。